蛭谷(びるだん)和紙@黒部市美術館

黒部市美術館で開催中の「CRAFT@KUROBI」展に行ってきました。

雨の美術館というのもなかなかいいものです。
今回の企画展は、富山県内の6人の作家さんたちの作品が集められています。

入り口には、ブリキ造形の北岡哲さんの作品。
キリンやダチョウなどの動物の顔は、どこかユーモラスで可愛らしい。
天井にゆらゆら揺れるモビールをくぐりぬけると、
そこにはお目当ての蛭谷(びるだん)和紙!

現在、朝日町の川原隆邦さんが、唯一の継承者。
その技術をこのまま絶やしてはいけない!と、
菅野印刷でも注目し、応援している作家さんです。

今年の8月、菅野印刷からお得意様へ、お中元がわりのごあいさつに
蛭谷和紙のうちわ(&生姜糖)をプレゼントしたのも記憶に新しいところ。

近寄っていくと、正面にかかっていた和紙がふわぁっと浮いて、
その軽さ・うすさに驚きました。
まさに「はごろも」のようで、紙じゃないみたいです。

その他にも食器や家具など、素敵な作品がいっぱいあって、
芸術の秋、しずかに感傷にひたってきました。


【CRAFT@KUROBI 若手クラフト作家展】
 会場:黒部市美術館(黒部市総合公園内)
 会期:2010年9月11日~11月3日
 観覧無料



 ↑ お中元でお配りした蛭谷和紙セット。

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