さよなら、ZP

先月、1台の印刷機が菅野印刷から旅立っていきました。



社内では、「ZP」と呼ばれていた機械。
正式には「スピードマスター 102-ZP」というそうです。

みなさん、印刷の仕組みはご存じですか?
カラーの印刷物は4色(CMYK)のアミ点の重なりで色を再現するので、
印刷機にかける時は、それぞれの色について刷版を1枚ずつ作ります。

ZPには刷版を取り付ける胴が2つありました。
片面2色、あるいは両面1色を印刷する機械だったわけです。

菅野印刷の歩みとともに、長い間がんばってきたZPでしたが
年式も古くなり、最近は稼働していませんでした。










カウンターが「77516943」を示しています。


どこか別の場所で、必要としてくれる人がいるのなら、ということで送り出すことになったZP。
お別れは寂しいけれど、新たな場所で活躍してくれていることを願います。

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