くろワン黒部古道をあるく③

~「新緑の山道を行く」の巻~

ゴミ拾いも一段落したところで、嘉例沢の集落へ。
すでに廃村となっていますが、緑色がまぶしく輝いていて、
いきいきとした生命力を感じました。
ここには、岩に彫られた仏像(磨崖仏)があります。


 ↑ この道の先に「嘉例沢の石仏」が。

村の風景は時代劇に出てきそうな「隠れ里」のようで、違う時代に迷い込んでしまったような不思議な感覚。
保存のために建てられたお堂のなかに足を踏み入れると、
思っていたより大きい岩(高さ5.8メートルだそうです)に、
意外と小さなお地蔵様が並んでいました。
やや立体感がないように感じるのは、風化してしまっているからでしょうか。


 ↑ お顔は、はっきりと判別できませんが微笑んでいるよう・・・?



 ↑ 桜の木が花を咲かせていました。山の桜は大きいです。


 ↑ お宮さんへの階段。杉の落ち葉が積もっていました。


 ↑ 平らなところは、かつての棚田の跡。


 ↑ 道ばたには山菜も。(写真はヨシナ)

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